真実を見極められる!?
色々と気になるいくつかの記事の中、
つかの間のバブル宴も気になりますが、
他にもこんな記事が⇒
室井佑月氏のコメント⇒ 「ずいぶん舐められたもんだ」と憤る〈週刊朝日〉
dot. 6月6日(木)11時32分配信
福島第一原発事故から2年過ぎた今でも、地元に戻ることのできない避難者たち。
彼らの避難先の一部では、地元住民との不和が浮かび上がっているが、
作家の室井佑月氏は、その矛先は違う場所にあると言及する。
* * *
5月24日付の毎日新聞に、「共生遮る誤解の連鎖」という記事が載っていた。
福島第一原発事故後、多くの避難者を受け入れているいわき市の現状だ。
いわき市民と避難者との軋轢(あつれき)は、悪化の一途を辿っているという。
もともといた住民が、市に苦情を送った件数は今年2月で約390件。
苦情の具体的な内容は、
「賠償金をもらっている避難者で、働いていない人もいる。
一方、いわき市民は賠償も少額で、みんな働いている。
公園や道路、公共施設などは避難者も使っているのに、
税金が公平に取られないのはおかしい。
住民が増えたため、スーパーや病院が混雑している。
避難者は医療費が無料になっているのも混雑の一因ではないか」
というものだった。
べつに良い子ぶるわけじゃないけど、避難者と、もともといる住民、
どっちの気持ちもわかる。
あたしが避難者だったら、べつにここに来たくて来たんではない、
賠償金なんてどうでもいいから、
事故前の生活に戻してくれよ、そう思う。
地元民からしたら、いついつまでにこうするという期限もない中、
避難してきた人たちに対し、
徐々に心の余裕がなくなっていくのも当たり前な気がする。
そうなんだよ。結局さ、国が、「いついつまでに、こうする」と
明言できないから悪いんだ。
いや、意見は出てきているらしい。が、遅いし、弱い。わざとかもね。
ほら、年金問題も、放射能汚染食品の話も、おなじようにして
国民vs.国民の争いに持っていったじゃん。
年金問題は、若者vs.年寄りに、放射能汚染食品は、消費者vs.生産者に。
国民同士が揉めると、問題の根本、どこが腐っていたからこういう問題になったのか、
という部分が誤魔化(ごまか)される。
本物の加害者は責任逃れをする。
どうか、いわき市の地元民と、いわきに逃げた避難者は、喧嘩しないで欲しい。
怒りや不満のぶつけ先を、間違わないで欲しい。なぜ、こういうことになったのか。
それを考えれば、いわきの地元民も、避難者も、怒りの矛先は一つじゃないか。
もちろん、あなたたちだけじゃない。あなたたちの後ろには大勢の人間がいる。
そうそう、毎日新聞に、「共生遮る誤解の連鎖」という記事が載った日、
朝日新聞にはこんな記事が出ていた。「**公約 あいまい」という記事だ。
**党は参議院選の公約の原案をまとめた。憲法改正の姿勢を目立たせず、
原発再稼働も、消費税にも触れない、あいまいな公約にしたそうだ。
沖縄の基地問題もはっきりしないしな。
うちら国民はずいぶん舐められたもんだ。
はっきりさせると、それに伴う弊害があるもんね。
責任問題とかさ。んでもって、最後は国民同士を喧嘩させ、
いろいろ誤魔化す作戦か。
※週刊朝日 2013年6月14日号より
つかの間のバブル宴も気になりますが、
他にもこんな記事が⇒
室井佑月氏のコメント⇒ 「ずいぶん舐められたもんだ」と憤る〈週刊朝日〉
dot. 6月6日(木)11時32分配信
福島第一原発事故から2年過ぎた今でも、地元に戻ることのできない避難者たち。
彼らの避難先の一部では、地元住民との不和が浮かび上がっているが、
作家の室井佑月氏は、その矛先は違う場所にあると言及する。
* * *
5月24日付の毎日新聞に、「共生遮る誤解の連鎖」という記事が載っていた。
福島第一原発事故後、多くの避難者を受け入れているいわき市の現状だ。
いわき市民と避難者との軋轢(あつれき)は、悪化の一途を辿っているという。
もともといた住民が、市に苦情を送った件数は今年2月で約390件。
苦情の具体的な内容は、
「賠償金をもらっている避難者で、働いていない人もいる。
一方、いわき市民は賠償も少額で、みんな働いている。
公園や道路、公共施設などは避難者も使っているのに、
税金が公平に取られないのはおかしい。
住民が増えたため、スーパーや病院が混雑している。
避難者は医療費が無料になっているのも混雑の一因ではないか」
というものだった。
べつに良い子ぶるわけじゃないけど、避難者と、もともといる住民、
どっちの気持ちもわかる。
あたしが避難者だったら、べつにここに来たくて来たんではない、
賠償金なんてどうでもいいから、
事故前の生活に戻してくれよ、そう思う。
地元民からしたら、いついつまでにこうするという期限もない中、
避難してきた人たちに対し、
徐々に心の余裕がなくなっていくのも当たり前な気がする。
そうなんだよ。結局さ、国が、「いついつまでに、こうする」と
明言できないから悪いんだ。
いや、意見は出てきているらしい。が、遅いし、弱い。わざとかもね。
ほら、年金問題も、放射能汚染食品の話も、おなじようにして
国民vs.国民の争いに持っていったじゃん。
年金問題は、若者vs.年寄りに、放射能汚染食品は、消費者vs.生産者に。
国民同士が揉めると、問題の根本、どこが腐っていたからこういう問題になったのか、
という部分が誤魔化(ごまか)される。
本物の加害者は責任逃れをする。
どうか、いわき市の地元民と、いわきに逃げた避難者は、喧嘩しないで欲しい。
怒りや不満のぶつけ先を、間違わないで欲しい。なぜ、こういうことになったのか。
それを考えれば、いわきの地元民も、避難者も、怒りの矛先は一つじゃないか。
もちろん、あなたたちだけじゃない。あなたたちの後ろには大勢の人間がいる。
そうそう、毎日新聞に、「共生遮る誤解の連鎖」という記事が載った日、
朝日新聞にはこんな記事が出ていた。「**公約 あいまい」という記事だ。
**党は参議院選の公約の原案をまとめた。憲法改正の姿勢を目立たせず、
原発再稼働も、消費税にも触れない、あいまいな公約にしたそうだ。
沖縄の基地問題もはっきりしないしな。
うちら国民はずいぶん舐められたもんだ。
はっきりさせると、それに伴う弊害があるもんね。
責任問題とかさ。んでもって、最後は国民同士を喧嘩させ、
いろいろ誤魔化す作戦か。
※週刊朝日 2013年6月14日号より
by hikari6606
| 2013-06-08 23:06
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